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関空1月の旅客数、過去最高2%増 2月は新型肺炎の影響必至

 関西エアポートが25日発表した1月の関西国際空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は1月としては過去最高となる前年同月比2%増の260万人、このうち国際線は2%増の205万人となった。昨年12月の総旅客数は日韓関係悪化などのあおりを受けて1%減だったが、年末年始から1月中旬は中国人客を中心に旅客需要が好調だった。ただ、下旬からは新型コロナウイルスの感染拡大による中国路線の運休・減便の影響が出始めており、2月の旅客数は深刻な落ち込みが予想される。

新型肺炎対策を強化した関西国際空港で「健康カード」を受け取る中国からの到着客ら=1月24日午後、関西国際空港
新型肺炎対策を強化した関西国際空港で「健康カード」を受け取る中国からの到着客ら=1月24日午後、関西国際空港

新型肺炎の影響、1月下旬から

 中国の湖北省武漢市で空港などが閉鎖されたのを受け、関空から週11便(往復)が運航されていた武漢への直行便は2月末までの全便欠航が1月24日に決定。これを皮切りに、各航空会社が中国の他都市との路線でも運休や減便を相次ぎ決めている。

 このため、中国で春節(旧正月)の休暇にあたる1月24~30日に来日した中国人客は見込みを下回った。一方、昨年の春節休暇が2月4~10日だったことから、前年同月比ではマイナス影響が比較的抑えられたとみられる。

 また、中国本土と結ぶ路線の運休・減便は2月に入り本格化。2月24日~3月1日は当初計画(週612便)の約84%にあたる週517便の欠航が見込まれている(21日現在)。香港・マカオ・台湾との路線でも計画の約30%で欠航が決まっている。関西エアの広報担当者は「(東南アジアなど)中国以外の路線で影響はまだ小さいが、感染拡大で訪日を手控える動きが世界に広がらないか心配だ」と話している。

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