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神戸教諭いじめ「闇がある」調査委会見で学校の閉鎖性指摘

神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題に関する調査を終え、記者会見する渡辺徹弁護士(左から2人目)ら=21日午後、神戸市
神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題に関する調査を終え、記者会見する渡辺徹弁護士(左から2人目)ら=21日午後、神戸市

 神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題で、弁護士3人による調査委員会は21日、市教育委員会への報告書提出後に会見し、「加害教諭らの個人的資質が主たる原因だが、それに気づけなかった管理職の責任も小さくない」と指摘した。

 「全貌を解明できたか分からないが、闇があるなと思った」。会見で調査委の渡辺徹弁護士はこう述べ、学校の「閉鎖性」を問題の背景に挙げた。

 昨年10月に発足した調査委は被害・加害教諭らをはじめ、広範な職員にヒアリングを実施。多忙がゆえに「自分のことで手いっぱい」と考える教員が実に多かったという。

 民間企業とは異なり、1年ごとに配置・担当が変更されることが常であることから「何があっても、この閉鎖された中で頑張らなければと思ったり、逆に1年我慢すればいいと思ったり、そういう考えにつながる」(渡辺氏)と、問題が長期化しやすい職場環境があるとした。

 報告書では市教委の対応の是非には踏み込まなかったが、渡辺氏は「子供のいじめもそうだが、制度的・組織的にも何かをしなければならない。こういった負の問題をなくすだけでなく、教員の力を引き出すような施策を教育委員会には強く求める」と述べた。

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