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21件で起訴の富田林逃走、公判では49日間の実態解明に注目

 平成30年に大阪府警富田林署から逃走し、49日間にわたって逃げ続けた樋田淳也被告について、大阪地検堺支部は、加重逃走▽強制性交等・住居侵入▽強制わいせつ・住居侵入▽強盗致傷(各1件)、窃盗(17件)の計21件に上る6つの罪で起訴。被告は自転車や食料品、さらにはひげそりや文庫本などを盗み各地を転々としていたもようで、7件は逃走中に起こした罪とされる。13日に始まった公判では、旅人を装った逃走生活の実態解明にも注目が集まる。

 大阪地裁堺支部は21件のうち加重逃走など18件については裁判官だけで審理。強盗致傷など残り3件を裁判員裁判の対象とする「区分審理」とし、最終的に2つの裁判を併合して判決を出す予定だ。

 起訴状などによると、窃盗や強制性交等の罪で逮捕・起訴され富田林署で勾留されていた被告は30年8月12日、面会室のプラスチック板を壊して逃走。全国に指名手配される中、自転車で日本一周中の旅人を装い、中四国を転々としていたとされる。立ち寄り先では記念撮影に応じ、別名で置き手紙を残す大胆さを見せるなどしていたが、9月29日に約400キロ離れた山口県内で確保された。

 捜査関係者によると、被告は加重逃走容疑での再逮捕後、軽い雑談を除き、事件については黙秘を続けていた。バリカンで頭を丸め、デザインが公開されていた入れ墨を隠すなどして周囲の目を欺いたとされる被告。公判では、捜査で明らかにならなかった逃走の計画性や詳しい手口も焦点となりそうだ。

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