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昇任試験問題、ラインで漏洩 明石市消防局の係長「激励の意味だった」

 兵庫県明石市消防局が昨年11月に実施した昇任試験で、担当する同局総務課の男性係長(48)が、筆記試験の出題範囲を一部の受験者に事前に漏洩(ろうえい)していたことが6日、同局への取材で分かった。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、出題される消防法や消防組織法などの条文を箇条書きで伝え、1人が実際に試験に合格した。係長は内部調査に漏洩を認め、「頑張ってほしいという激励の意味合いでやった」と説明しているという。

 市消防局の上園正人消防局長が同日会見し、「市民の信頼を裏切り、申し訳ない」と陳謝。追加調査を進め、係長らの処分を検討するとした。

 市によると、漏洩があったのは昨年11月11~13日に実施された消防司令補への昇任試験。筆記のほかに実践訓練などがあり、9人が受験した。うち2人が初日の筆記の出題条文などについて、係長から試験当日の朝にラインで情報を得ていた。1人は最終的に昇任試験に合格した。

 試験問題は消防長ら同局幹部の5人が作成。男性係長は試験委員ではないが、問題文のデータ管理やコピーなどの準備に携わっていたという。

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