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【沢尻エリカ被告 初公判詳報】(1)黒髪のポニーテール、上下黒のパンツスーツ 「お守り袋にMDMAがある」

 裁判官「職業は?」

 沢尻被告「無職です」

 裁判官「本籍、住所は起訴状記載の通りでいいですか」

 沢尻被告「はい。間違いありません」

 裁判官「これから審理を始めます。検察官が起訴状を読み上げますので、聞いていてください」

 検察官「公訴事実。被告人は…」

 《男性検事が起訴状を朗読する。起訴状によると、沢尻被告は昨年11月16日に東京都目黒区の自宅マンションで、カプセルに入ったMDMAを含む粉末約0・19グラム、LSDを含む紙片約0・08グラムと液体約0・6グラムを所持したとしている。沢尻被告は顔を左に向けて、起訴状を読み上げる男性検察官の顔をじっと見つめている。朗読が終わると、裁判官が黙秘権などについて説明した上で、起訴内容についての認否を尋ねた》

 裁判官「それでは今、読んでもらった事実について審理を始めます。公訴事実にどこか間違いはありませんか」

 沢尻被告「間違いありません」

 裁判官「その通りで間違いないですか」

 沢尻被告「はい」

 《沢尻被告は裁判官の目をじっと見据え、はっきりとした口調で答えた。弁護人も「公訴事実に争いはありません」と伝え、罪状認否が終わると、検察官がどのように犯罪事実を証明するかを説明する冒頭陳述が始まる》

 《沢尻被告は昨年12月、所属事務所を通じ「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」などと謝罪するコメントを発表し、人間関係を含め違法薬物とのつながりについて「一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」とした》

 検察官「被告人は東京都で出生し…」

 《沢尻被告の生い立ちが紹介され、続いて犯行に至る経緯が明らかにされる》

 検察官「19歳のころから大麻やコカイン、MDMAを服用するになった…」

 《近年、演技力が評価されていた沢尻被告。念願のNHK大河ドラマ出演も決まり、重要な役に意欲を示していたにもかかわらず、なぜ自らの人生を台無しにするようなことをしてしまったのか。続いて検察官の証拠説明に移る。読み上げるのは若い女性検事だ》

 検察官「被告人が『お守り袋の中にMDMAがある』と申し出たことなどを記載しています」

 裁判官「被告人、ちょっと証言台の位置に」

 《裁判官が沢尻被告に向かって再び証言台の前に立つよう促した。証拠を確認するためだ》

 検察官「MDMAを被告人に示します。今見せたMDMAはすべてあなたのものでよいですか」

 沢尻被告「はい」

 裁判官「元の席に戻ってください」

 《女性検事が早口で供述調書などの証拠の説明を続ける。沢尻被告は注目の法廷で何を語るのか》

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