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前橋4人射殺、死刑囚が死亡 元暴力団幹部、自殺か

 前橋市のスナックで平成15年に市民ら4人が射殺された拳銃乱射事件などで殺人罪などに問われ、死刑が確定した指定暴力団住吉会系元会長、矢野治死刑囚(71)が26日朝、東京拘置所で死亡した。首に切り傷があり、自殺とみられる。拘置所から通報を受けた東京地検と警視庁亀有署が死因や詳しい状況を調べている。

 法務省によると、矢野死刑囚が起床時間の7時半になっても布団の中で寝ていたため、職員が同47分に部屋の中に入って布団をめくったところ、矢野死刑囚が首から血を流しているのを発見。8時10分、拘置所の医師が死亡を確認した。

 矢野死刑囚は前橋市の拳銃乱射事件などで26年に死刑が確定。その後、8~10年にいずれも不動産業の津川静夫さん=当時(60)=と斎藤衛さん=同(49)=殺害に関わったと告白した。

 これに基づき、神奈川県と埼玉県の山中で2人の遺体が見つかり、確定死刑囚が別の殺人事件で刑事裁判を受けることになったが、公判では一転して無罪を主張。30年12月、東京地裁は、告白は死刑執行の引き延ばしが目的で虚偽の可能性があるとして無罪を言い渡し、検察側が控訴せず確定した。

 東京拘置所の竹中樹(しげる)所長は「被収容者が死亡したことについては誠に遺憾であると考えている。今後とも被収容者の動静視察には十分に配意していきたい」としている。

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