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福島県沖、漁獲量1割減 試験操業で初の前年割れ

 東京電力福島第1原発事故により魚種や海域を絞った試験操業が続く福島県沖の昨年の年間漁獲量(速報値)は、前年比約1割減の3584トンだった。福島県漁業協同組合連合会(福島県漁連)が23日に公表した。平成24年の試験操業開始後、減少に転じるのは初めて。

 県によると、30年は漁獲量全体の約25%をコウナゴが占めたが、昨年は不漁でゼロだった。台風19号で出漁日が減ったことも響いた。県漁連は同県いわき市で開いた会合で、本格的な操業に向けて漁獲量増加を目指すことを確認した。

 福島県沖では原発事故後、全面的に漁を自粛。事故前の22年は約2・6万トンの漁獲高を誇ったが、再開後の25年は約400トンにとどまった。その後は毎年漁獲量が増加していた。

 また県漁連は、昨年12月に国の出荷制限が解除されたビノスガイの漁を再開する方針も決めた。出荷制限が続くのはコモンカスベの1魚種のみとなる。

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