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アフガンで凶弾に倒れた中村哲医師の志継ぐ ジャパンハート創設者の吉岡秀人さん 

海外で医療支援の活動を行う吉岡さん(ジャパンハート提供)
海外で医療支援の活動を行う吉岡さん(ジャパンハート提供)
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 アフガニスタンで砂漠緑化や医療支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」(福岡市)現地代表の中村哲医師=当時(73)=が昨年12月、武装勢力に銃撃され、死亡した。アジアを中心にボランティアで医療活動を展開するNPO法人「ジャパンハート」(東京都台東区)最高顧問、吉岡秀人さん(54)は中村医師の志を受け継ぐ決意を新たにし、「国際支援を行う日本発の団体を育てる契機にすべきだ」と語った。(大森貴弘)

組織で差を痛感

 吉岡さんは15歳のころにアフリカなどの現実を知り、発展途上国での医療分野の貢献を志すようになった。小児外科医となり、国内の救急病院での勤務を経て平成7~9年、ミャンマーで医療支援に携わった。同じく現地で活動する欧米の医師たちとの「差」を目の当たりにして、組織的な支援の重要性を痛感した。

 「こちらが徒手空拳なのに対し、向こうは医療行為はもちろん、現地での交渉や生活物資の輸送など、完全に役割分担していた」

 国内の病院で勤務した後、15年に再びミャンマーへ。帰国後の16年に「ジャパンハート」を創設した。ミャンマー、カンボジア、ラオスなどで医療活動を展開し、30年度には約3万件、累計で約20万件の治療行為を実施してきた。

 日本国内でも小児がんの子供の支援や僻地(へきち)・離島に医療者を派遣する事業を行っているほか、ASEAN圏内で起こった自然災害に医療チームを派遣する国際緊急救援など、活動の幅も広がりをみせている。

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