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英国当局と身柄引き渡し協議 東京・渋谷の宝石強盗、手配の英国籍の男ら3人

 東京都渋谷区神宮前の高級宝石店「ハリー・ウィンストン」で平成27年11月、指輪など総額約1億円相当の商品が奪われた事件で、事件後に帰国し強盗致傷容疑などで国際手配された英国籍の男3人について、日英の警察当局が身柄の引き渡しに向けて協議を進めていることが21日、捜査関係者への取材で分かった。実現すれば、警察当局が犯罪人引き渡し条約の未締結国から相手国民の引き渡しを受ける初のケースになる。

 警視庁組織犯罪対策2課は29年10月、強盗致傷と建造物侵入容疑で3人の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。

 捜査関係者によると、日本は英国と犯罪人引き渡し条約を締結していないため、当初は英国側に代理処罰を要請しようとした。しかし、英国には他国で犯罪を行った国民を罰する国外犯規定があるものの、強盗罪が適用外だったことが判明。このため身柄引き渡しを英国に求めたところ、前向きな姿勢を示し、具体的な協議に入ったという。

 3人の所在は分かっておらず、今後引き渡しについて合意すれば、英国警察が捜査して身柄を拘束し、引き渡しの手続きを行うとみられる。

 事件は27年11月20日午後8時15分ごろ、渋谷区神宮前の宝石店「ハリー・ウィンストン」で発生。客を装って侵入した3人組の男が、男性警備員を殴って店内のショーケースをハンマーのようなもので壊し、指輪やネックレスなど計46点を奪って逃げた。男性警備員は顔の骨を折るなどのけがを負った。

 3人組はいずれも英国籍の住所・職業不詳、ケリー・ダニエル・リー容疑者(41)、チャッペル・ジョー・アンソニー容疑者(33)、当時19歳だった男(23)で、事件後に帰国していた。

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