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案里氏秘書、違法性認める 法定倍額報酬、地検聴取に

報道陣の取材対応を終えた河井案里氏=15日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
報道陣の取材対応を終えた河井案里氏=15日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)

 自民党の河井克行前法相の妻、案里参院議員の陣営による昨夏参院選をめぐる公選法違反事件で、案里氏の男性公設秘書が広島地検の任意聴取に対し、車上運動員に法定上限の倍額の日当3万円を支払ったことに自身が関与したと説明した上で、違法性の認識についても認めていることが19日、関係者への取材で分かった。

 広島地検は15日に、男性秘書の自宅や河井夫妻の地元事務所などを家宅捜索。男性秘書には複数回任意で事情聴取しており、立件の可否を検討しているほか、夫妻の関与についても慎重に調べるもようだ。

 関係者によると、男性秘書は案里氏陣営で選挙カーの運行計画や車上運動員の人繰りを担当。克行氏の秘書を務めた経歴を持ち、選挙後に案里氏の秘書になった。案里氏の陣営は車上運動員に日当を支払う際、各運動員名義で日付や名目が異なる領収書を2枚作成し、法定上限の1万5千円に収めたように見せ掛ける工作をしていた。

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