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台風15号被災から2カ月 千葉県、災害ごみ処理計画見直し 回収めど立たず

 ただ、実際に処理を行っている自治体では厳しい状況が続く。一連の災害で約7千棟の住宅被害が出ている市原市では、2カ所の仮置き場に大量の災害ごみが積まれている。市では仮設の破砕機などを導入し、順次処分を進めているが、「(災害ごみを保管する)スペースの確保が厳しくなっている」と市の担当者は語る。

 台風15、19号では約600棟の住宅被害だった茂原市は、10月25日の大雨で1400棟以上が浸水。泥水を吸って重くなった畳などが大量に発生した。市は業者などと協力し、回収にあたっているが、被災直後の27日から設置した仮置き場は今月1日には満杯となり閉鎖。新たに仮置き場を設けた。「一旦回収しても、まだ新たな災害ごみが出てくるので、回収が終わるめどはたっていない」と担当者は厳しい表情をみせる。

 県の実行計画では、令和3年3月末までに全ての災害ごみの処理を完了させる予定だったが、推計量の見直しに伴って、処理完了の時期も延びる可能性もある。未曾有(みぞう)の災害からの早期の復興に向け、国や県、自治体の関係者が一体となった迅速な対応が求められている。

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