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遺骨返還求め東京大提訴 アイヌ協会、釧路地裁に

 北海道浦幌町の浦幌アイヌ協会は1日、東京大に対し、明治・昭和期に男性教授2人が研究目的で町内のアイヌ民族の墓地から持ち去った遺骨6体の返還と、50万円の損害賠償を求める訴訟を釧路地裁に起こした。協会が遺骨の返還を求めるのは北海道大、札幌医科大に続いて3例目。

 訴状によると、協会は6体の墓地を管理していたアイヌコタン(集落)の子孫らで構成し、遺骨の管理権を受け継いでいると主張。東大が遺骨を違法に占有しているため、慰霊を妨害されているとしている。

 6体のうち5体は明治21(1888)年に現在の浦幌町ウツナイで解剖学者が発掘。1体は昭和40年に別の教授が同町十勝太で掘り出した。

 差間正樹会長は提訴後の記者会見で「先祖が自分たちの土地に帰り、安らかに眠ってもらいたいという思いで提訴した」と話した。東大広報課は「コメントは差し控える」としている。

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