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【台風19号】ハザードマップの浸水想定区域外で犠牲者 栃木・足利市

台風19号の大雨で浸水した栃木県足利市の住宅街=13日午前8時20分(共同通信社ヘリから)
台風19号の大雨で浸水した栃木県足利市の住宅街=13日午前8時20分(共同通信社ヘリから)

 台風19号で浸水被害を受けた栃木県足利市で、避難中に乗用車が浸水のため立ち往生し、乗っていた市内の無職の女性(85)が死亡した現場周辺が、同市が作成した「洪水・土砂災害ハザードマップ」では浸水想定区域に指定されていなかったことが分かった。市は早急にハザードマップを見直す方針だ。

 女性が家族とともに避難するため乗っていた車は12日夜、同市寺岡町の道路で浸水して立ち往生。女性はその後、低体温症による急性心不全で死亡した。

 市は平成25年、市全域の浸水状況などを示すハザードマップを作り、全戸に配布した。しかし、現場周辺など台風19号で浸水した地域の一部は、浸水想定区域から外れていたという。ハザードマップは国が管理する渡良瀬川などからの浸水被害を想定しており、台風19号で氾濫した渡良瀬川の支流の旗川などからの浸水は想定外だった。

 4年前の関東・東北豪雨被害などを受け、国と県はそれぞれ管理する浸水想定を見直し、市もハザードマップの改訂を進めていた最中だった。和泉聡市長は「反省しなければならない。今回の教訓を生かし、来年の出水期前までには見直したい」と話している。

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