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【台風19号】ハザードマップ予測 8河川の浸水範囲と一致

阿武隈川周辺のハザードマップ
阿武隈川周辺のハザードマップ
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 台風19号に伴う記録的な大雨で氾濫した長野市の千曲(ちくま)川など8河川の流域にある約40市町村の浸水状況が国土地理院の調査で判明し、自治体が洪水被害を想定したハザードマップとほぼ一致することが18日、分かった。マップの有効性が裏付けられたが、宮城県丸森町では降りたまった雨水が排水されずに起こる「内水氾濫」とみられる想定外の浸水も確認された。浸水域には小中学校や病院がある地域もあり、防災の課題が浮かび上がった。

 国土地理院は航空写真や地形図を基に地図上で浸水の範囲を推計し、深さに応じて色分けした。

 長野市では堤防が決壊した穂保(ほやす)地区を中心に川の両岸が広範囲で浸水したが、その範囲はマップの想定内に収まっていた。国土地理院によると、北陸新幹線の車両120両が水に漬かったJR東日本の長野新幹線車両センター(同市赤沼)付近の浸水は深さ約4・5メートルでとりわけ浸水がひどかったが、市が予測した水位も10~20メートルと周辺よりも深く表示されていた。

 マップで示された浸水域内には学校や病院があったが、今回の氾濫でも市立長沼小の校舎が床上浸水して使用不能となった。長野市は「危険があることを周知し、防災の意識づけを図るしか手立てはない」(危機管理防災課)とする。

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