PR

ニュース 社会

【台風19号】川崎・武蔵小杉でタワマン被災 停電・断水続く

停電と断水が続くタワーマンション=16日、川崎市中原区武蔵小杉(吉沢智美撮影)
停電と断水が続くタワーマンション=16日、川崎市中原区武蔵小杉(吉沢智美撮影)

 台風19号は首都圏のタワーマンションにも被害を及ぼした。最新の耐震設備を備えるなど、一般的には災害に強いとされるタワマンだが、地下の電気系統が浸水するなどしたため停電・断水が発生。エレベーターも使用できなくなり、住民の生活を直撃している。

 JRや東急など複数路線が乗り入れる武蔵小杉駅(川崎市中原区)では、交通の便のよさから近年、周辺にタワマンが急増。駅前には11棟が建っているが、今回の台風で、このうち約1500人が暮らす47階建てマンション1棟で今も停電・断水が続く。16日も、住民とみられる男女が疲れた様子でマンションを出入りしていた。

 中原区役所によると、14日に住民から「電気がつかない」と連絡があった。地下の電気系統が浸水して電気が使えなくなり、水も吸い上げられなくなって断水したという。

 地域のまちづくりを担うNPO法人「小杉駅周辺エリアマネジメント」によると、トイレや風呂も使えず、エレベーターも動かない状態。担当者は取材に「簡易トイレを設置したり、周辺マンションのゲストルームや近くのスポーツクラブにシャワーや風呂の利用をお願いしている」と話す。

 現場マンションは川から距離があり、大雨での浸水もなかった。しかし川崎市によると、このマンションを含む周辺の下水道は汚水と雨水を合わせてその一部を川に排水しており、川が増水して逆流した水があふれたか、増水のため排水ができず、浸水した可能性がある。復旧の見通しは今も立っていないという。

 娘がマンションの6階に住んでいるという女性は、「トイレや風呂も使えなくなっている。上層階の人はもっと大変だろう」と話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ