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山口組ナンバー2、18日にも出所へ 抗争激化警戒

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 神戸市灘区に本拠を置く指定暴力団山口組ナンバー2の「若頭」、高山清司受刑者(72)=恐喝罪で服役=が18日にも府中刑務所(東京都府中市)から出所する。高山受刑者は勢力拡大を支えた一方、出身母体である名古屋市の2次団体「弘道会」による支配を強め、神戸発祥の山口組の分裂を招いたとされる。「山口組」を掲げる3団体は対立状態にあり、警察当局は高山受刑者の出所が対立激化の引き金になりうるとみて警戒を強めている。

 高山受刑者は平成17、18年に建設関係事業のみかじめ料名目で京都市の男性から現金計4千万円を脅し取ったとして、22年11月、京都府警が恐喝容疑で逮捕。26年6月に収監された。関係者によると、18日に出所し新幹線で神戸方面に向かうとみられていたが、動向は流動的で、三重県内の自宅に向かう可能性もある。

 背景には、組事務所の使用制限がある。10日に弘道会系組員が神戸山口組山健組系組員2人を射殺する事件が発生。8月の銃撃事件の報復とみられ、山口組総本部を含む主要組事務所に分裂後初めて、使用制限の仮命令が出た。

 山口組は27年8月に、5代目組長(故人)の出身母体で中核2次団体の山健組などが離脱し、神戸山口組を結成。29年4月には神戸山口組からの離脱者が任侠山口組(現名称)を立ち上げた。

 3団体は兵庫県内に本拠地を置き、互いに正統性を主張している。警察当局は3団体の間で計129件(15日現在)の襲撃・発砲事件を確認。9人の死者を出すなど対立を深めるが、分裂のきっかけを作ったのが高山受刑者とされる。

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