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【台風19号】連休明け、日常遠く 相次ぐ休校、鉄道不通 栃木県

ポリタンクなどを手に給水車へ列を作る被災者=15日、栃木県那須烏山市金井(根本和哉撮影)
ポリタンクなどを手に給水車へ列を作る被災者=15日、栃木県那須烏山市金井(根本和哉撮影)
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 台風19号の被害を受けた栃木県内各地では、3連休明けの15日も住民らが復旧作業に追われた。26の学校が休校し、このうち浸水被害が大きかった県立栃木工業高(栃木市)、栃木特別支援学校(同)などは授業再開が来週以降になる見通し。鉄道など交通機関の寸断も起きており、日常生活の回復はいぜん遠い。

 県内の鉄道は、JR両毛線が足利-小山間で運休。大平下-栃木間の橋が倒壊し、全線再開には1カ月ほどかかりそうだ。ただ栃木-小山間は16日始発から、足利-岩舟間は数日中に再開する見込みという。

 東武佐野線も線路下の砕石(さいせき)が流され全線運休、東武日光線は栗橋-栃木間と新鹿沼-下今市間が運休しており、いずれも再開のメドが立っていない。日光線はバスの代行輸送をしている。

 路線バスは、日光市内を走る東武バスの中禅寺温泉-半月山線が通行止めのため運休。関東バスは宇都宮市内の宇都宮駅-大谷・立岩線が迂回(うかい)運転のため、大谷観音前など4停留所を休止している。

 また、県教育委員会と県文書学事課によると、15日の授業を取りやめたのは県立栃木商業(栃木市)など9の高校と佐野市立常盤中など15の小中学校、佐野日大中等教育学校、栃木特別支援学校の計26校に上った。市町別では佐野市と栃木市が各9校、鹿沼市6校、足利市2校と県南部が目立つ。

 一方、栃木市立栃木西中では教職員や生徒が土砂を撤去し、15日はジャージー姿の生徒らが登校した。校舎の清掃などを進め、17日以降に授業再開を予定している。鈴木久雄教頭は「登校するのも辛い生徒もいたと思う。通常の学校生活が戻るよう、心のケアを進めたい」と話した。

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