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老舗百貨店「丸栄」がテナント10社提訴 再開発で立ち退き求め 名古屋

 昨年6月に閉店した名古屋市の老舗百貨店「丸栄」が、所有している「栄町ビル」(同市中区)の再開発を巡り、入居するテナント10社に明け渡しを求めて名古屋地裁に提訴していたことが15日、分かった。

 丸栄の親会社である興和(同市)は5月、老朽化した栄町ビルと百貨店を取り壊した跡地に商業施設を建設する再開発計画を発表。来年3月ごろの着工を目指すが、立ち退き交渉が折り合わなかった一部のテナントを丸栄が8月に訴えた。

 栄町ビルは同市の繁華街、栄地区にある丸栄の向かいに立ち、地上15階、地下4階で築55年になる。名古屋国際ホテルや飲食店、書店など複数のテナントが現在も営業する。

 訴状で、丸栄は適正な明け渡し料の用意もあると主張。被告側答弁書によると、テナント側は明け渡し料が低すぎるなどと反論している。丸栄と興和はいずれも「裁判中なので答えられない」とした。

 テナントの飲食店関係者は「十分な交渉もなくいきなり弁護士から退去を求める連絡が来て、訴訟となった。戸惑っているし驚いている」と話した。

 これとは別に百貨店に入居していた総菜販売業者など3社は、テナント契約を一方的に解約され損害を受けたとして、丸栄に賠償を求める訴訟を同地裁に起こしている。

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