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【台風19号】リンゴ農家で500キロ流失「どこから手をつければ…」 宮城県大郷町

吉田川の決壊により甚大な被害を受けた宮城県大郷町の粕川地区=14日(塔野岡剛撮影)
吉田川の決壊により甚大な被害を受けた宮城県大郷町の粕川地区=14日(塔野岡剛撮影)
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 台風19号に伴う吉田川の決壊で浸水被害に見舞われた宮城県大郷町の粕川地区では14日、復旧作業が進まず、住民は避難所生活を余儀なくされた。地元では農作物被害も深刻だ。

 自宅の片付け作業をしていたリンゴ農家の熊谷文悦さん(66)は、台風の接近に備えて事前に収穫しておいたリンゴ約500キロが決壊によって流失したという。「農機具も水をかぶり、だめになってしまった。どこから手をつければいいか」と途方に暮れた様子で語った。

 同地区の避難所になっている大郷幼稚園にはこの日も約80人の地域住民らが避難した。吉田川の堤防近くに暮らす高橋龍子さん(62)と孫の愛(あ)海(み)さん(18)は、堤防の決壊前に同園に避難。避難所生活も3日目を迎え、「一晩で家に帰れると思っていたので、必要最低限のものしか持ってきていない。ここまで長引くとは思わなかった。慣れない環境で熟睡も難しく、疲労もたまっている」と口をそろえた。

 また、吉田川近くのコンビニエンスストアのオーナー、永沼俊哉さん(58)は「床まで浸水した。店が孤島のようになってしまった。営業再開にはあと2、3日かかるかもしれない」と話し、従業員総出で店舗の片付け作業に追われていた。

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