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【台風19号】避難所に向かう住民「もう、なるようにしか」

避難者らは狩野川台風並みとされる台風19号の襲来に不安を募らせた=12日、静岡県伊豆市熊坂(石原颯撮影)
避難者らは狩野川台風並みとされる台風19号の襲来に不安を募らせた=12日、静岡県伊豆市熊坂(石原颯撮影)

 列島各地で厳戒態勢が敷かれ、住民らが被害に備える姿がみられた。

 気象庁が規模が似ていると指摘した約60年前の狩野川台風で、川が氾濫し甚大な被害が出た同県伊豆市熊坂では、多くの住民が避難所を目指した。

 近くに住む梅原正二さん(65)は、狩野川台風に匹敵する情報で避難を決意したという。「屋根が飛ばされるのも怖いが、堤防が決壊して家が流されるのが一番怖い。この年で家がなくなってしまったら再起できない」と話した。

 また、同市瓜生野の吉原耀子さん(86)は狩野川台風で浸水被害を体験したという。高齢で、何かと心配になって初めて避難所を訪れた。「来る途中に狩野川がいっぱいになっていて、あふれそうだった」と不安を募らせた。

 9月の台風15号で高波や土砂崩れが起きた横浜市金沢区では、区内5カ所に避難所が設けられた。午前中に避難した女性(66)は自宅が「土砂災害警戒区域」に指定されているという。「15号のときは風で家が地震のように揺れ続けて恐ろしかった。近年は災害が大型化しているようで怖い」と話した。

 会社員の女性(36)は80代の祖母らと避難してきた。15号では築60年の自宅の屋根が飛ばされたという。「帰宅したらまたどこか壊れているかも…」と訴えた。一方、無職の男性(70)は「心配してどうにかなるものならするけれど、もう、なるようにしかならない」と嘆いた。

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