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神戸の教員間いじめ 校長「認識甘かった」と謝罪

東須磨小教員いじめ問題で会見。被害教員に対し話し、涙をぬぐう東須磨小学校の仁王美貴校長(右)=9日午後、神戸市中央区の神戸市役所(南雲都撮影)
東須磨小教員いじめ問題で会見。被害教員に対し話し、涙をぬぐう東須磨小学校の仁王美貴校長(右)=9日午後、神戸市中央区の神戸市役所(南雲都撮影)

 神戸市立東須磨小の30~40代の男女教諭4人が20代の男性教諭らをいじめた問題で、仁王(におう)美貴校長(55)らが9日、神戸市役所で記者会見した。仁王校長は7月にいじめを把握した後も市教育委員会に詳細を報告せず、被害教諭が9月から休職したことに「隠(いん)蔽(ぺい)の意図はなかったが、市教委に中身をしっかり伝えなかった」とし、「私のハラスメント行為への認識が甘かった」と釈明した。

 仁王校長は市教委幹部2人とともに会見に臨み、最初に「児童、保護者、関係者に多大な心配をかけ、心からおわびする」と謝罪。「信頼していた担任らの許されない行為を知った子供たちの心の傷は計り知れない」とも述べた。

 仁王校長は昨年春に同校に教頭として赴任。今春から校長を務めているが、赴任当初から教員の関係について「職員を呼び捨てにするなど違和感があった」と述べた。市教委の担当者が6月20日に同校を訪問した際も「人間関係に心配があると伝えた」という。

 ただ、いじめ事案を把握したのは被害教諭から聞き取った7月初めで、直後に加害教諭からも聞き取ったと説明。一方で「市教委に(聞き取った)中身をしっかり伝えず、市教委も動かなかった」とした上で、「伝えなかったことが、被害教諭が(9月から)学校に来られなくなった原因になったと思う」と自らの責任を認めた。

 仁王校長は「(加害教諭が)『反抗しまくって学級つぶしたれ』と子供に言っていた」と被害教諭が訴えていることも明かした。加害教諭側は発言を否定しているという。

 市教委によると、昨年以降、20代の男性教諭が暴言や暴行を受けたことが確認され「激辛カレーを食べさせられた」との訴えもあった。他に20代の教員3人が暴言やセクハラを受けた。

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