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表現の不自由展再開 安全対策実施も入場制限 メディアに非公開

「表現の不自由展・その後」観覧の抽選で、当選番号を発表するテレビ画面に見入る人たち=8日、名古屋市東区の愛知芸術文化センター(代表撮影)
「表現の不自由展・その後」観覧の抽選で、当選番号を発表するテレビ画面に見入る人たち=8日、名古屋市東区の愛知芸術文化センター(代表撮影)
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 政治色の強い作品が物議を醸し、開幕3日で中止に追い込まれた「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の展示が8日、再開された。安全対策こそ取られたが、展示内容は中止前と変わっていない。再開後には入場制限を行い、展示室内をメディアには非公開とした。「表現の自由」の重要性をうたっていた芸術祭だが、国民の「知る権利」「報道の自由」を制限し、禍根を残す内容となった。

■20倍超の応募

 「最後尾はあちらです」。不自由展が再開された8日、会場の愛知芸術文化センターにスタッフの声が響いた。再開時間の1時間以上も前から、不自由展の閲覧を希望する人の長蛇の列ができていた。

 8日には2回の鑑賞機会が設けられたが、1回あたりの入場者は30人に限定された。その席をめぐって、1回目に709人、2回目に649人の人が抽選に参加。抽選場所のフロアに人があふれたため、スタッフが上の階に案内する光景も見られた。

■「複雑」な来場者も

 不自由展が多くの人の関心を集めた理由の一つに、出品作品の政治色が強かったことがある。昭和天皇の肖像を燃やしたような動画、元慰安婦を象徴する「平和の少女像」はその典型的な例といえる。

 愛知県が設置した「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」の中間報告によると、不自由展に出品された23作品のうち、天皇制や戦前の日本に関するものが3割、日韓関係に関するものが2割を占めた。報告では「作品の内容は政治性を帯びているものは多い」と指摘。8日に横浜市から訪れたフリーターの女性(23)も「政治性は強いと感じた」と話した。

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