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最高裁判事就任、岡村和美氏が抱負「公正な裁判のため力尽くす」

最高裁判事に就任し、記者会見する岡村和美氏=2日午後、東京都千代田区(大竹直樹撮影)
最高裁判事に就任し、記者会見する岡村和美氏=2日午後、東京都千代田区(大竹直樹撮影)

 消費者庁長官から最高裁判事に就任した岡村和美氏(61)が2日、最高裁(東京都千代田区)で会見し、「未来への責任の一端を担う重要な職務で身の引き締まる思い。この緊張感をもって誠実に取り組み、公正な裁判のため力を尽くしたい」と抱負を語った。

 米国のロースクールを修了後、外資系金融機関での勤務を経て検事に転身した異色の経歴を持つ岡村氏は「すべての仕事はつながっており、過去の経験に助けられたと思うことが多かった」と振り返り、「最高裁での職務も、これまでの経験のすべてを生かして取り組みたい」と強調した。

 法務省では初の女性課長としてマネーロンダリング対策(資金洗浄)などの国際協調分野で辣腕(らつわん)をふるった岡村氏。女性の最高裁判事が2人となることについては、「法曹界を目指す女性は毎年増えており、女性判事も増えていくと考える」と指摘。民事裁判の訴状や準備書面をインターネット上で提出できるようにする民事裁判のIT化に関しては「適正、迅速な裁判を実現する上で大変望ましい」との認識を示した。

 岡村氏は昭和55年、早大卒。58年に弁護士登録。米ハーバード・ロースクール修士課程修了後、モルガン・スタンレー・ジャパンに約10年間勤務した。平成12年に検事任官。証券取引等監視委員会の事務局国際・情報総括官や法務省人権擁護局長などを経て、28年から消費者庁長官を務めた。

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