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元助役、多くの事業所で「講師」 研修通じ関電と関係深める

高浜町元助役・森山栄治氏(高浜町提供)
高浜町元助役・森山栄治氏(高浜町提供)

 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で、森山氏は関電の役員・幹部らの社内研修の講師として長年、さまざまな事業所に関わっていたことが1日、分かった。森山氏は関電が発注する工事会社や警備会社で役員などを務める一方、研修の場で関電幹部と関係を深めていた格好だ。

 関電の八木誠会長は取材に対し、平成18年から22年の原子力事業本部(福井県美浜町)在籍中に森山氏と交流があり、その間に森山氏から研修を受けたと明らかにした。福井県庁の職員も同席していたという。

 八木氏は、森山氏が講師を務める研修は年に1~2回程度で、関電役員と関係会社の役員らを対象に、福井県を中心に各地で実施されていたと話した。

 岩根茂樹社長も、森山氏から「25年前、京都支店の支店長室長時代に研修を受けた」と明かした。関電の現在の経営ツートップである八木、岩根両氏はそろって、研修の講師だった森山氏を「先生」と呼んできた。

 関電では森山氏を原発立地地域の有力者として特に気を使い、現地の事業所では森山氏との連絡窓口となる担当者をつけていたほどだ。別の関電幹部は、森山氏との接点の多さについて「とにかく避けようがないんだ」と表現した。

 研修の講師をしていた森山氏が取引先企業の要職にあったことは、岩根氏をはじめ関電社内で広く認識されていた。

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