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御嶽山噴火5年を前に「安らかに眠って」慰霊祭、遺族ら合掌

御嶽山噴火から5年を前に、災害犠牲者慰霊碑を訪れた関係者=9月26日、長野県王滝村(早坂洋祐撮影)
御嶽山噴火から5年を前に、災害犠牲者慰霊碑を訪れた関係者=9月26日、長野県王滝村(早坂洋祐撮影)

 58人が死亡、5人が行方不明となった平成26年の御嶽山(長野、岐阜両県、3067メートル)の噴火から27日で5年となるのを前に、被災者家族会「山びこの会」は26日、麓の長野県王滝村で慰霊祭を行った。遺族は「心配せず安らかに眠って」と山に向かって手を合わせ、行方不明者の家族は「捜しに行くから、もう少し待っていて」と呼び掛けた。

 慰霊祭は7合目付近の遥拝所で行われ、遺族や不明者家族ら14人が参加。有志の地元住民約10人も加わった。参加者は山頂に向かって黙とう。仏教の教えに節をつけた「御詠歌」を地元住民が歌った後、シャボン玉を飛ばした。

 死亡した長野県池田町の野口泉水さん=当時(59)=の妻、弘美さん(61)は慰霊祭後、「元号も令和に変わったので、心の中にいる夫を思いながら自分の人生を生き直そうかと思っている」と山頂を見つめてほほえんだ。

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