PR

ニュース 社会

千葉台風2週間 停電・断水「もう限界」

被災中に選挙

 台風で送電線の鉄塔2基が倒れた君津市でも一部地域で停電と断水が続く。同市西猪原の石井宏幸さん(73)の家は22日午前の段階でも停電が解消されないまま。「東電にも市にも連絡しているが、なかなか来てくれない」とため息をもらす。

 停電で洗濯機が使えず、2~3日に1回、コインランドリーに出かけて洗濯を済ます。食事は最初はレトルト食品などをガスコンロで温めていたが、最近は近所で行われる炊き出しに頼っているという。

 「この地域は高齢者が多く、住人の疲れももう限界。電線に引っかかった倒木やがれきの撤去がいち早く進められたら」と話す石井さん。この日は任期満了に伴う市議選の投票が行われていたが、「こんな大変な状況で選挙に行っている場合ではない」と投票には行かなかった。

 市議選の投票を済ませたという同市糠田(ぬかた)の60代の夫婦も「不本意な結果にはしたくなかったので投票に行ったが、正直候補者の演説を聞く気にもなれず、本当は選挙どころではない」と話した。(永田岳彦、白杉有紗)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ