PR

ニュース 社会

「被告らに情報収集の怠りなし」 東電旧経営陣無罪判決

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された同社の旧経営陣3被告に無罪を言い渡した19日の東京地裁判決で、永渕健一裁判長は、巨大津波が襲来する可能性などについて「被告らに情報収集の怠りが問題となるような事情はうかがわれない」と判断した。

 公判で指定弁護士側は、3被告は遅くとも平成20年6月から21年5月ごろまでに、津波の襲来と事故発生を予見できたと指摘。部下に報告を求めて対策する「情報収集義務」があったのに怠ったと主張していた。これに対し、永渕裁判長は「担当部署が情報収集や検討を怠り、収集した情報、検討結果を被告らに秘匿したような事情はうかがわれない」と指摘。3被告について「基本的には担当部署から上がってくる情報や検討結果などに基づいて判断すればよい状況にあった」と述べ、指定弁護士側の主張を否定した。

 永渕裁判長は19日の判決で、東電元会長の勝俣恒久(79)、元副社長の武黒(たけくろ)一郎(73)、元副社長の武藤栄(69)の3被告に無罪を言い渡した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ