PR

ニュース 社会

【東日本大震災8年半】壊滅的被害の宮城・閖上で美容室再開 取り戻した地域の団らん

 「閖上に美容室がほしい」。周囲の声を受けゼロから道具をそろえ直し、平成24年2月、復興仮設商店街「閖上さいかい市場」で営業を再開。そこで7年間仕事をし「あの日より怖いことなんてない」と思えるようになった。そして「もう一度店を構えたい」という思いも自然と沸き、閖上に戻る決断をした。

 閖上は道路や公共施設が次々でき、5月にはまちびらきを迎え、復興が形になりつつある。「今も昔もいつも騒がしいですよ」。中橋さんは笑う。

 店には、常連客から近隣の店の若者、髪を切らずお茶を飲みながら世間話をして帰る住民らが集う。そんな人のため、ドアはなるべく開放しておくようにしているという。

 中橋さんは、その何気ない会話から小さな喜びをもらっている。震災から8年半。紆余(うよ)曲折を経ながらも店に立ち続けられるのは小さな喜びがあったからだという。「周りの応援が自分を奮い立たせている」。震災前よりも感謝することが増えた。(千葉元)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ