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後絶たぬ踏切事故、進まぬ高架化 高齢者が犠牲も 

神奈川新町駅近くでトラックと衝突し脱線した京急の車両=9月5日、横浜市神奈川区(早坂洋祐撮影)  
神奈川新町駅近くでトラックと衝突し脱線した京急の車両=9月5日、横浜市神奈川区(早坂洋祐撮影)  

 横浜市神奈川区の京急線の踏切で5日、下り快特電車がトラックと衝突、脱線した事故は多くの教訓を投げかけた。

 踏切事故防止の根本的な解決策は、鉄道高架化や歩道橋の整備で踏切そのものを無くすことだが、いずれも鉄道事業者側に巨額の予算がのしかかる。用地取得などへの地元の理解も不可欠で、全国各地で高架化の必要性が指摘されながらも、遅々として進まない鉄道路線もある。

 踏切での事故は後を絶たず、平成27年3月には東京都足立区の東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)竹ノ塚駅近くの踏切で、軽乗用車の男性が電車と衝突し、死亡。19年3月には北海道美幌町のJR石北線で、踏切に進入した大型トレーラーに電車が衝突し、脱線。51人が重軽傷を負った。

 車が踏切内で遭遇する事故以外にも、高齢者が渡りきれず犠牲となるケースも目立つ。25年8月には横浜市鶴見区の踏切で当時88歳の男性が、横断中に電車にはねられ死亡した。高齢者にとって危険が伴う踏切も、場所によっては、生活道路として使用せざるを得ないのが現状だ。

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