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【目黒女児虐待死、母親被告人質問詳報】(3)「怖い、悲しい、痛い、つらい」夫の暴行止められず

車両に乗せられ碑文谷警察署に入る母親の船戸優里被告(中央)=平成30年6月6日午後、東京都目黒区(三尾郁恵撮影)
車両に乗せられ碑文谷警察署に入る母親の船戸優里被告(中央)=平成30年6月6日午後、東京都目黒区(三尾郁恵撮影)

詳報(2)はこちら

 《東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=が両親から虐待を受けて死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判では、弁護人による被告人質問が続いている。結愛ちゃんが、父親の雄大(ゆうだい)被告(34)=同罪などで起訴=から暴行を受けたときの状況について、詳細な状況が明らかにされていく》

 弁護人「結愛さんはどこで何をしていたんですか」

 優里被告「どこ?」

 弁護人「寝ていた? 立っていた?」

 優里被告「寝てました」

 弁護人「おなかのあたりをサッカーボールのように蹴ったということですね」

 優里被告「はい」

 《優里被告は憔悴(しょうすい)したような、涙混じりの声で答える》

 弁護人「止められなかったんですか」

 優里被告「止められませんでした」

 弁護人「どうしてですか」

 優里被告「体と口が動かなかったです」

 弁護人「涙は出ましたか」

 優里被告「自分では分からないけど、雄大にそのときに『お前が泣いている意味が分からない』と言われたので涙が出ていたんだと思います」

 弁護人「やめて、と言えたんですか」

 優里被告「雄大の暴行が止まって、少しして言いました」

 弁護人「それに対し雄大さんは何と言いましたか」

 優里被告「『お前が結愛をかばっている意味が分からない』って」

 弁護人「お説教が始まったのですか」

 優里被告「そのときの前後の記憶がないのでお説教までは分からないです」

 弁護人「そのときの気持ちは、どういう風なこととして残っていますか」

 優里被告「怖い、悲しい、痛い、つらいです」

 弁護人「そのことを時々思い出すことはありますか」

 優里被告「はい」

 弁護人「どんなときですか」

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