PR

ニュース 社会

【目黒女児虐待死、母親初公判詳報】(1)涙でしばらく言葉出ず 「報復されるのが怖くて…」 夫の「強固な心理的支配」訴え

 優里被告「船戸優里です」

 《ここまで約3分間。極度の緊張が伺える。ここで裁判長が優里被告を着席させ、住所などを確認。検察官の起訴状朗読に移る》

 《起訴状などによると、優里被告は昨年1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えず、父親の雄大被告による暴行も放置。結愛ちゃんが衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせず、3月2日に低栄養と免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症で死亡させたとしている》

 裁判長「検察官が読み上げた犯罪事実について違うところはありますか」

 《優里被告がゆっくり立ち上がり、声を詰まらせながら答え始めた》

 優里被告「事実はさっきと間違いありません。それで、事実はおおむね認めるんですけど、少しだけ違うところがあります。結愛の……結愛の………。殴られたのは知らなかったです。通報しなかったのは、雄大が逮捕されたら、結愛も私も……」

 《優里被告の声はかすれ、ところどころ判然としない》

 優里被告「報復されるのが怖くて、それで私が通報できなかったのです」

 《弁護人が言葉を続ける》

 弁護人「保護責任者遺棄致死罪の成立は争わない。ただ雄大さんが結愛さんに暴行していたのは知らず、見ていなかった。特に2月下旬の暴行については知らなかった。医療措置をとらなかったのは雄大さんの報復が怖かったから。弁護人は、強固な心理的支配下にあったことを主張する予定です」

 《雄大被告の心理的支配下にあったとされる優里被告。家庭の中で何があったのだろうか。公判は検察側の冒頭陳述に移る》

 =詳報(2)に続く

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ