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特殊詐欺、暴力団が「黒い共闘」 過去の抗争を度外視

 暴力団が積極的な関与を強める特殊詐欺で、異なる組織の組員が協力して犯行に及ぶケースが確認されている。警視庁は6月、同一の詐欺グループを運営していたとされる指定暴力団山口組と同住吉会の下部団体構成員を逮捕。かつて抗争を繰り返した暴力団同士の共闘は資金源の枯渇が背景にあるとされ、警察当局は詐取金への依存度を高める恐れがあるとみて、対策を多角的に練り上げ、組織の弱体化を図る。

 「特殊詐欺には関わらないように」。神戸市に本部を置く指定暴力団は今年、下部組織に内部通達を出した。ただ、捜査関係者は「組織の関与を否定する言い分として出したに過ぎない」とみる。組員らが組織をまたいで詐取金に群がる実態が明らかになりつつあるためだ。

 警視庁が6月に摘発した特殊詐欺事件で逮捕された指定暴力団山口組弘道会系組員の今裕哉被告(26)=詐欺罪で起訴=と、住吉会幸平一家系組員の柏原勇太容疑者(26)=同罪などで起訴、再逮捕=は同一の詐欺グループの運営に関与していた。

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