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台風10号 和歌山で臨時休業決定など相次ぐ

台風で欠航を決めた南海フェリーの乗り場=和歌山市
台風で欠航を決めた南海フェリーの乗り場=和歌山市

 台風10号が接近した影響で、和歌山県内は14日、大雨や洪水、波浪の警報が各地に発令され、対策に追われた。交通機関では、JRが15日に計画運休を実施するため、県内の駅では急遽(きゅうきょ)帰省や旅行の予定を変更した利用客の姿も。お盆のかき入れ時を迎えた観光地も相次いで臨時休業を決めるなど各方面に影響が広がった。

 ■交通機関

 JR西日本が新幹線や在来線で15日に大規模な計画運休を実施すると発表したこともあり、JR和歌山駅では、帰省や旅行の予定を早めて自宅に急ぐ姿がみられた。

 和歌山市の実家に家族4人で帰省していた東京都杉並区の会社員、西大樹さん(32)は「15日に帰る予定でしたが、台風で電車が止まりそうなので、1日早く帰ることにしました。家族全員で座れる席が取れなくて大変」。長女の夏凛(かりん)ちゃん(5)も「もっといたかった」と残念そうな表情をみせた。

 広島市に帰省していた和歌山市の男性会社員(44)は「ニュースで新幹線が運休になると知って、予定を変更して帰ってきた。広島駅の窓口では新幹線の切符を求める人の行列ができていた」と話した。

 JR西日本によると、県内は15日、新大阪と新宮・白浜方面を結ぶ特急「くろしお」が朝の数本を除いてほぼ運休に。特急以外も台風の影響で、紀勢線と和歌山線で午前7時以降順次、運転の取りやめを決めた。

 和歌山港と徳島港を結ぶ「南海フェリー」は14日、朝の便を除いて欠航した。15日も全便欠航するとしている。

 ■観光地

 和歌山県白浜町の白良浜海水浴場では、波浪警報が発令された影響で13日午後から全面遊泳禁止に。町は高波対策のため浜の入り口などに土嚢(どのう)を設置した。

 影響は16日まで続くとみられ、町の担当者は「お盆は観光客が一番多い時期だけに寂しく残念だが、台風では仕方がない」とあきらめ顔。

 本州最南端の同県串本町では、県が7月27日にオープンさせたばかりの「南紀熊野ジオパークセンター」が暴風雨が予想されるため15日は臨時休館とした。

 近くにある「潮岬観光タワー」も台風が接近した14日は営業したが、担当者は「客は例年の5分の1ぐらい。今年はお盆休みが長いので期待していたのに…」とこぼした。

 県内の観光地では、台風接近の影響で和歌山市の和歌山城天守閣や和歌山城公園動物園、海南市の県立自然博物館などが相次いで15日の臨時休業を決めた。

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