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わいせつ生中継で荒稼ぎ、出演勧誘容疑で31歳男を再逮捕へ 異例の風営法適用も

 山口容疑者の再逮捕容疑は、今年7月までの間に女性1人に対し、わいせつ動画への出演を勧誘したとしている。

違法と合法の線引きは?

 警察当局はサイバー捜査などを通じ、インターネット上にあるわいせつ動画の配信元や制作側に対する捜査を続ける。男女の性行為や類似行為を撮影した動画が主な対象だが、こうした行為を収めた映像は大手メーカーも成人向けの作品として商品化している。わいせつ物に違法と合法の明確な線引きはあるのか。

 合法とされる成人向け作品について業者側は、都道府県の公安委員会に映像送信型性風俗特殊営業の届け出をした上で制作。わいせつ物に当たる性器の露出や18歳未満への配信などが禁じられている。

 ところがネット上には性器を露出させた「無修正動画」が漂流。今回の事件の動画も無修正だった。警察当局はこれらを違法動画とみなし、配信元や制作側の割り出しを進めるが、サイト運営が海外法人のため摘発が困難なケースも多いという。

 ただ、わいせつ物の概念は、時代と表現の自由との間で揺れ動いてきた。

 かつては活字の性的描写もが摘発対象とされ、戦後の「チャタレイ事件」では英作家の小説「チャタレイ夫人の恋人」を訳した作家らがわいせつ物頒布罪に問われ、昭和32年に有罪が確定した。

 劇場用映画を審査する映倫は、昭和40年代に「性器・恥毛は描写しない」というルールを設定したが、平成4年には限定的な“ヘア解禁”に踏み切っている。

 捜査関係者は「無修正動画は現在も違法だ」とした上で、「修正が加えられるなどした動画の摘発例は近年ほぼない。現在では小説が摘発対象となることはないだろう」と説明している。

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