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警部補が子の事件証拠隠す 私的行為と処分公表せず

 香川県警の40代の男性警部補が、未成年の息子が交際相手の女性に暴力を振るったり、女性のスマートフォンを盗んだりした疑いがある事件の証拠品を隠し、被害届を出さないよう求めたとして書類送検され、減給の懲戒処分を受けていたことが9日、県警への取材で分かった。県警は「私的な行為に対する処分で、基準を満たさない」などとして公表していなかった。

 県警などによると、警部補は昨年、事件を知り、スマホを息子から預かって隠し、女性側に接触して被害届の提出を諦めるよう求めた。女性が県警に相談して発覚した。

 県警は今年、証拠品のスマホを隠したとして証拠隠滅の疑いで警部補を書類送検。略式起訴され、高松簡裁が罰金30万円の略式命令を出し、警部補は納付した。県警は5月23日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、警部補は同日、依願退職した。

 県警監察課の担当者は懲戒処分を公表しなかった理由について「私的な行為の場合は停職以上の処分が対象で、該当しなかった。被害者のプライバシーにも配慮した」と説明した。

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