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横浜地検が被告逃走事件の検証結果公表 収容不備を認定

小林誠容疑者(横浜地検提供)
小林誠容疑者(横浜地検提供)

 保釈中に実刑が確定し横浜地検が刑務所に収容しようとした無職、小林誠被告(43)=公務執行妨害などの罪で起訴=が逃走した事件で、地検は6日、「収容する際の体制が不十分で、装備が不足していた」などとする検証結果の報告書を公表した。地検は同日付で、前沢康彦・小田原支部長を訓告処分とした。

 6日の会見で、竹内寛志次席検事は「逃走を許し、地域住民の方々に不安を与え、大きなご迷惑をかけた」と改めて謝罪。今後は、収容の具体的な手順や方法を定めたマニュアルの整備や、緊急時の関係機関との連絡体制を強化するなど、再発防止を図るとしている。

 報告書によると、小林被告の逃走の一報を受けたにもかかわらず、小田原支部長が次席検事に報告したのは約2時間後だった。

 また、検事正から地元自治体への連絡を指示されたが、連絡窓口を探すのに手間取り、実際に連絡したのは、さらに1時間後だった。「自ら公表の判断を行わず、地域住民に重大な影響を及ぼしかねない状況で危機意識が十分ではなかった」と指摘した。

 小林被告は6月19日午後1時すぎ、収容状を持って自宅を訪れた地検小田原支部の検察事務官と県警厚木署員らに対し、包丁を振り回して逃走。県内を転々とした後、同月23日、横須賀市内の知人の男(38)=犯人蔵匿罪などで起訴=のアパートに潜伏していたところを公務執行妨害容疑で逮捕された。

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