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病床でも気遣い 医療ミスで死亡の鈴木さん 大阪・寝屋川

  「仕事忙しいんか。がんばり過ぎないように」

 大阪府寝屋川市の病院で平成29年11月、カテーテルのワイヤを抜き忘れる医療ミスで医師2人が書類送検された事件。死亡した鈴木博さんは、体調を崩して病院や介護施設へ頻繁に通うようになってからも、見舞いに来る人にそんな声をかける優しい人柄だった。

 めいの女性(46)は「体調が優れないときは周囲にきつくあたることもあったけど、すぐに『あの時はごめん』と謝る素直な一面があった」と振り返る。

 食べることが大好きだった鈴木さん。体調面から食事を満足にとれない時期もあったが、リハビリを積極的に行い、死亡する数日前にはスイートポテト味のゼリーを食べ、「もっと食べたい。おいしかった」と笑っていたという。

 鈴木さんの突然の死に、女性は「二度とこんな悲しいことが起きないよう、病院には再発防止を求めたい」と悔しさをにじませる。大阪府警が書類送検した男性医師2人については「なぜ、こんな形で死亡しなければならなかったのか。本当のことを話してほしい」と訴える。

 今後は捜査の進展を見守りながら、病院側に損害賠償を求める民事訴訟も検討しているといい、「真相が知りたい。それだけなんです」と話した。

■体内にワイヤ残し手術せず手で抜き死なす 医師2人を書類送検

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