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和歌山・毒物カレー事件21年 情報発信始めた林死刑囚の長男

林真須美死刑囚の住居は放火で焼失し、今は跡形もない=和歌山市
林真須美死刑囚の住居は放火で焼失し、今は跡形もない=和歌山市
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 平成10年7月、和歌山市園部で夏祭りのカレーを食べた4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件は、25日で発生から21年を迎えた。殺人罪などで死刑が確定したが、再審を求め続けている林真須美死刑囚(58)の長男(31)は今春から、ツイッターで林死刑囚の心境などを伝える情報発信を始めた。一方、事件現場周辺では一層進む記憶の“風化”に諦めの声も聞かれる。(小笠原僚也、井上裕貴)

■ツイッターに反響

 昨年12月末、林死刑囚が在監中の大阪拘置所で、確定死刑囚2人の死刑が執行された。同年7月にはオウム真理教の元教祖、麻原彰晃元死刑囚=本名・松本智津夫、執行時(63)=らの死刑も執行されていた。

 林死刑囚の長男は今年4月、母親の死刑が執行された場合の混乱に備え、ツイッターのアカウントを作成した。

 「21年は長すぎる」「こんなに苦しく悲しい日々はない」などとする母からの手紙や、「家族として、長男として母の言葉を信じます」という自身の考えなどを発信。寄せられた質問にも率直に答える。反響は大きく、フォロワーは約1万2000人に。「完全に想定外の反響で驚き、対応に追われている」と長男。ツイッターには応援のコメントがある一方、「遺族や被害者に無神経」「人殺しの子供」など辛辣(しんらつ)な声も寄せられるという。

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