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企業主導保育助成金2億円詐取容疑 コンサル会社社長再逮捕 東京地検特捜部

企業主導型保育所を設置する予定だったビルの一角=17日、福岡市中央区
企業主導型保育所を設置する予定だったビルの一角=17日、福岡市中央区

 内閣府の企業主導型保育事業をめぐる融資金詐欺事件で、国の助成金約2億円をだまし取ったとして東京地検特捜部は23日、詐欺容疑で福岡市の保育コンサルタント会社「WINカンパニー」代表取締役、川崎大資(だいし)容疑者(51)=同市=を再逮捕した。ほぼ未着工の工事を進んでいるかのように偽った書類を提出していた疑いがあることも判明。特捜部は助成金詐欺事件の全容解明を進める。

 新たに詐欺容疑で逮捕されたのはWIN社元社員、佐藤佑紀容疑者(29)=川崎市。逮捕容疑は保育施設「KIDSLAND(キッズランド)天神」(福岡市)と「KIDSLAND法華西町」(名古屋市)の開設について、企業主導型保育事業の助成金の申請を代行した際、審査を担当する公益財団法人「児童育成協会」(東京)に虚偽の工事請負契約書を提出するなどし、平成29年11月~30年8月、助成金計約2億700万円をだまし取ったとしている。

 同事業は企業が主に従業員向けに設置する保育施設に対し、国が整備費の75%を助成する。決定後に助成額の最大半額を受け取ることができ、年度ごとに進捗(しんちょく)状況に応じて精算するという。

 産経新聞が入手したWIN社作成とみられる同協会への申請書類のコピーには「天神」施設の進捗状況について今年3月末時点で「工事出来高75%完了」と記載。だが、実際の施設は現在もほぼ未着工のままで、書類に押された受注業者の社印も偽造された可能性があるという。

 一方、特捜部は23日、名古屋市の別の保育施設設置をめぐり、横浜幸銀信用組合(横浜市)から融資金約1億990万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪で川崎容疑者と会社役員の一山賢介容疑者(35)、会社役員の板倉真容疑者(38)を起訴した。

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