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玄海3、4号機の運転差し止め認めず 福岡高裁の即時抗告審

九州電力玄海原発3、4号機の運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審の決定を前に、福岡高裁前で集会を開く住民ら=10日午後
九州電力玄海原発3、4号機の運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審の決定を前に、福岡高裁前で集会を開く住民ら=10日午後

 九州電力玄海原発3、4号機の周辺住民らが九電に運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で、福岡高裁は10日、差し止めを認めない決定をした。差し止めを認めなかった佐賀地裁決定を不服として、約170人が即時抗告していた

 住民側は地裁の審理に続き、耐震設計の目安となる基準地震動が過小評価され、配管劣化による重大事故の恐れもあると指摘。即時抗告審では、阿蘇山(熊本県)噴火の危険性を新たに主張し、大規模な噴火で火砕流が到達する可能性は十分あると訴えた。

 九電側は、揺れの予測は専門家の意見に基づいた科学的な手法を採用しており、配管を必要に応じて交換するなど「必要な対策は講じている」と反論した。

 佐賀地裁は平成29年6月、原子力規制委員会の新規制基準を「最新の科学的知見に基づき合理的」と認定。3、4号機の安全対策にも問題がないと判断し、仮処分申し立てを却下していた。

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