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「漫画村」元運営者の身柄拘束 フィリピン入管当局

フィリピン入国管理局が拘束した「漫画村」元運営者の星野路実容疑者(同入管提供・共同)
フィリピン入国管理局が拘束した「漫画村」元運営者の星野路実容疑者(同入管提供・共同)

 【シンガポール=森浩】フィリピン入国管理当局は9日、違法にコピーした漫画を無断で公開したサイト「漫画村」元運営者、星野路実(ろみ)容疑者(27)を拘束したと発表した。強制送還される見通し。

 入管当局によると、星野容疑者は7日、香港に出国する直前、首都マニラの空港で拘束された。5月からフィリピンに滞在していたもようで、ここ数年、旅行者として出入国を繰り返していたという。

 星野容疑者については福岡県警などが著作権法違反容疑で捜査を進めており、入管当局は日本大使館を通じて捜査協力の要請を受けていた。

 漫画村は2016年ごろ開設され、インターネット上に漫画を無断で公開。18年4月に閉鎖された。日本政府は強制的に漫画村の閲覧を止める「接続遮断(ブロッキング)」の導入を検討したが断念し、プロバイダー(接続業者)の自主的な接続遮断を求めていた。

 漫画村については、日本の複数の出版社が著作権法違反罪で告訴状を提出。著作権や表現の自由をめぐる議論に発展し、社会問題となっていた。コンテンツ海外流通促進機構は、漫画村だけで被害額は3000億円以上と試算した。

 捜査関係者らによると、漫画村のサイトは精巧なつくりで、「進撃の巨人」(講談社)や「ONE PIECE」(集英社)などの人気漫画が無断で公開されていた。両社を含む4社が17年、容疑者不詳で告訴していた。

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