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「道路全面に落石が」対策本部に向かう途中、事故に遭った村上市職員 新潟震度6強

地震で崩れ落ちた山北総合体育館の法面=6月19日、新潟県村上市府屋地区(早坂洋祐撮影)
地震で崩れ落ちた山北総合体育館の法面=6月19日、新潟県村上市府屋地区(早坂洋祐撮影)
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 山形県沖を震源とし、新潟県村上市で震度6強を観測した地震の影響で、市内を南北に貫く国道345号で落石が発生。通りかかった軽乗用車が乗り上げる事故が発生した。運転していた市職員の大滝寿さん(55)にけがはなかったが、「トンネルを抜けると、道路全面に落石があった」と声を震わせた。

 現場から数キロ北にある自宅でくつろいでいた大滝さんは地震の大きさから「市役所に対策本部ができる」と考え、急いで作業服に着替えて軽乗用車に乗り込んだ。

 国道345号で市役所に向かう途中、笹川付近でトンネルのカーブを抜けた途端、前方の路上が落石で覆われているのに気づいた。

 「避けながら進んだが、落石を乗り越えられなかった」。大きな石がバンパーの下に入り込み、車体の底で大きな音がした。車が動かなくなったため、降車してバンパーの下を確認。オイルが漏れているのを見つけ、慌ててエンジンを切った。

 トンネルの上は険しい崖。当時はまだ、小さい石がパラパラと音を立てて落ちていたという。

 現場付近は「笹川流れ」と呼ばれる日本海岸の景勝地だが、一本道で眼下に荒波が見える。「幸い津波は来なかったが…」。レッカーで運ばれる軽乗用車を眺めながら語った。

 この落石で、国道345号は通行止めに。地元消防などが主な落石を撤去したが、一部は路上に残ったまま。緊急車両の誘導員は「開通は夕方になるのでは」と話していた。

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