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重度患者の「負担大きい」 看護師ら手当廃止不当と提訴

 国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)の看護師らが17日、病状の重い入院患者を担当する際の手当を廃止したのは不当として、支払いなどを求める訴訟を東京地裁立川支部に起こした。看護師らは「専門的な技術や知識が必要で、負担の大きい業務内容は変わっていない。労働条件の一方的な不利益変更だ」と訴えている。

 訴状などによると、筋ジストロフィーや重度の心身障害などの入院病棟を担当すると看護師らは「特殊業務手当」として月1万2500~3万200円を受け取っていた。しかし、病院側は昨年、「特殊性が認められない」などとし、十分に説明しないまま廃止を決定。手当は年20%ずつ減額され、令和4年に廃止される。

 東京都内で記者会見した原告の一人は「民間では受け入れられない重い病状の患者もいる。医療の高度化に伴って特殊性も上がっている。現場の大変さを分かっておらず、怒りを感じる」と話した。

 病院側は「訴状が届いていないため、回答できない」としている。

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