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交番襲撃 拳銃奪い容疑者逃走 東京在住の30代男か 11日から勤務先休む

大勢の警察官が捜査する現場近くの道路は混雑していた=16日午前10時52分、大阪府豊中市(渡辺恭晃撮影)
大勢の警察官が捜査する現場近くの道路は混雑していた=16日午前10時52分、大阪府豊中市(渡辺恭晃撮影)

 16日午前5時38分、大阪府吹田市千里山霧が丘の千里山交番前で、この交番に勤務する府警吹田署地域課の古瀬鈴之佑巡査(26)が包丁で複数箇所を刺された。古瀬巡査は意識不明の重体となり、実弾5発入りの回転式拳銃が奪われた。府警は強盗殺人未遂事件として吹田署に捜査本部を設置。東京都内に住む30代の男が事件に関与した疑いがあるとみて、行方を追っている。

 交番の防犯カメラには事件前に不審な男が写っており、府警は画像を公開。捜査関係者によると、同日午後、大阪市内の警察署に「防犯カメラの男に息子が似ている」と届け出があった。届け出があった男は30代で東京都品川区在住。15日まで現場の交番から約2キロ離れた同市内のホテルに宿泊していたという。

 この男が働いていたとみられる勤務先関係者によると、男は昨年11月から勤務していたが、今月11日から体調不良を理由に休んでいるという。15日には「体調が良くなってきているので25日くらいから復帰しようと思う」と連絡があった。 府警によると、古瀬巡査は防刃(ぼうじん)チョッキを着ていたが、左胸に包丁が刺さった状態で見つかった。拳銃をつなぐひもの留め金具が外されていた。

 大阪市内では28、29日に20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれる予定で、多数の警察官が警戒を強めている最中。府警の石田高久本部長は16日、報道陣に「犯人の早期確保に努める。なんとか(サミット)本番までに摘発したい」と述べた。

 千里山交番は阪急千里線千里山駅前にあり、当時は警察官3人が勤務。16日午前5時28分、隣の関大前駅ホームにある公衆電話から空き巣被害があったと110番があり、2人が先に出動後、古瀬巡査が1人で出ようとしたところを襲われたとみられる。空き巣被害は確認されず、府警は虚偽通報とみている。

 防犯カメラの男は身長170~180センチ。黒っぽい上着にキャップ帽、メガネ姿だった。同日午前9時すぎには、吹田市内の商業施設で不審な男が衣服などを購入しており、府警は犯人が着替えている可能性があるとみている。

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