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手錠腰縄、2審も国への賠償請求認めず

 手錠と腰縄をつけた姿で法廷に出入りさせられたのは個人の尊厳を傷つけ、憲法に違反するとして、覚醒剤事件の元被告の男性(59)が国に10万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、大阪高裁であった。池田光宏裁判長(西川知一郎裁判長代読)は、原告側の訴えを退けた1審の京都地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

 池田裁判長は判決理由で、逃走防止や円滑な訴訟運営などの必要性から「一定の合理的な制約を受けることはやむを得ない」とし、憲法違反にはあたらないと判断。一方、手錠姿を裁判官や傍聴人に見られることは被告の自尊心を傷つけ、人格的な利益や名誉感情を害する可能性がある、とも言及した。

 男性は覚せい剤取締法違反罪などで実刑が確定し、服役している。

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