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福祉の現場、虐待増加 「閉鎖的な施設、改善を」

 福祉施設職員による障害者への虐待は年々増加している。厚生労働省の調査では平成29年度に職員による虐待と判断された事例は464件で調査を始めた24年度以降最多。専門家は「閉鎖的な施設では虐待が起きやすい。職員の労働環境の改善も必要」と指摘する。

 調査は障害者虐待防止法に基づいて毎年実施。29年度の職員による虐待の被害者は666人で、25年度の455人から大幅に増加している。知的障害が最も多く、71%を占める。虐待の種類(複数回答)は暴力や拘束といった「身体的虐待」が56%と最多で、暴言などの「心理的虐待」が42%、「性的虐待」の14%と続く。関西福祉大の谷口泰司教授(障害者福祉論)は「知的障害の人とのコミュニケーションは難しく職員にとってもストレスがたまりやすい。虐待の被害を申告しづらいので発覚しにくい」と分析する。

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