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川崎20人殺傷事件から2週間 孤立した生活 残る多くの謎

 押収したリングノート2冊にも、犯行の動機につながる手がかりのような記述はなかったという。ノートには「雑学のような話を3、4行書いて四角で囲って、同じ様なものを隣に書いてを繰り返し、升目みたいに四角がつらつらと並んで、1ページをきれいに埋め尽くしていた」(捜査関係者)といい、捜査幹部は「きちょうめんな性格だったようだ」と指摘している。

10万円の出所も不明

 自室には、懇意にしていた店のポイントカードや知り合いの名刺などもなく、最近の岩崎容疑者をよく知るという人物は見つかっていない。また、犯行時にポケットに入れていた約10万円の出所が分からないなど、謎も多い。

 同居する伯父夫婦とも直接の接点は少なく、「食事は作ってもらっていて、冷蔵庫に入れてもらったものを1人で食べていたようだ」と捜査関係者は語る。

 いまだに動機はつかめない一方で、事件直後に市は、高齢で介護が必要になった伯父夫婦が岩崎容疑者の将来を案じ、今年1月に市のアドバイスで手紙を書くと、岩崎容疑者からは、心配には及ばないといった意味で「自分はひきもりではない」という趣旨の返答があったと明らかにした。1月以降、岩崎容疑者と伯父夫婦が顔を合わせることはなかったとみられる。

 2人は岩崎容疑者の遺体の写真を見た際、「髪がこんなに短いとは思えないので、別人かもしれない」と話したという。捜査関係者は「伯父夫婦の訪問介護が家に入ることで、これまでの自分の生活が大きく変わってしまうことに絶望を感じた可能性はある。これが事件を引き起こす一因となったのかもしれない」と推測している。

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