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川崎20人殺傷事件から2週間 孤立した生活 残る多くの謎

児童らが殺傷された現場付近で手を合わせる高校生=5月29日午前、川崎市多摩区
児童らが殺傷された現場付近で手を合わせる高校生=5月29日午前、川崎市多摩区
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 川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷された事件から11日で2週間が経過したが、今も現場を献花に訪れる人は絶えず、カリタス学園の卒業生らはやりきれない思いを口にする。「何の罪もない子供たちがどうして」-。児童らを襲った岩崎隆一容疑者は、自ら首を切って命を絶ったため、動機は明らかになっておらず、いまだに事件には謎が多く残る。

 事件後、多くの人が現場を献花に訪れた。そこには、歩道の半分以上を埋め尽くすほどに集まった花や供え物の菓子などを、学園関係者の有志が回収する姿があった。関係者は「事件を受けて、初めは卒業生が別々に動いて献花の回収作業などをやろうとしていた。しかし、個人で活動するのは効率が良くないからと、代々の生徒会で集まって1つのプロジェクトを作ってとりまとめている」と話す。

きちょうめんな性格

 学園の卒業生は「みんな母校愛が強くて、『学校のために何かできることがあれば』と動いている。母校がこんな形で有名になるのは悲しい」とやりきれない思いを吐露した。

 現場には亡くなった同小6年の栗林華子さんの同級生が書いたとみられる手紙があり、幼い字で「ずっと同じクラスで楽しかったよ。大好きだよ、お空で見守っててね」と書かれていたという。

 事件を起こした岩崎容疑者は同市麻生区の一軒家に伯父夫婦と3人で暮らしていた。事件後、県警は岩崎容疑者の自室と、共同で使っていた台所や風呂など、伯父夫婦の部屋以外は全て家宅捜索。自室からはテレビ、ゲーム機、漫画、雑誌などが発見されたものの、スマートフォンやパソコンなどのインターネット機器は見つからなかった。自宅にはネット環境もない。

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