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滋賀県立総合病院、違法残業や残業未払いで是正勧告

記者会見する滋賀県立総合病院の正木隆義事務局次長(右)=10日、滋賀県庁
記者会見する滋賀県立総合病院の正木隆義事務局次長(右)=10日、滋賀県庁

 滋賀県立総合病院(滋賀県守山市)が、労使協定に基づく時間外労働の上限(月75時間)を超えて医師や事務職員を働かせたとして、大津労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが10日、分かった。是正勧告は1月7日付。労働基準法と労働安全衛生法の違反が計28項目あった。同院は6月末までに改善策をまとめ、是正報告書を労基署に提出する。

 同院は昨年度、職員組合と結んでいた労使協定(三六協定)が時間外労働の上限を月75時間と定めていたにも関わらず、医師7人が延べ12回超過していた。残業が最も多い医師は月104時間、年1028時間に達したケースもあった。

 また、ある事務職員は月114時間、年789時間に達していた。いずれも慢性的な医師不足や、事務職員の欠員補充ができていなかったことが理由という。

 さらに、違法残業のほかにも残業をした看護師への割増賃金の未払いや、特定の化学物質を扱う作業主任者を選任・配置していないことなども指摘された。

 同院の正木隆義事務局次長は10日、滋賀県庁で記者会見し、「事態を重く受け止めている。速やかに違法状態を改善する」と説明した。すでに医師の負担を軽減するために補助職員を追加採用したり、欠員が出ていた事務職員を補充したりして対応しているという。同院は「県立成人病センター」の名称だった平成28年度にも看護師への残業代未払いで是正勧告を受けていた。

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