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アイヌ遺骨返還で和解 札幌医大保管の1体

 北海道のアイヌ民族の有志団体「浦幌アイヌ協会」が、札幌医科大(札幌市)が研究目的で保管するアイヌ遺骨1体の返還を求めた訴訟は、札幌地裁(武藤貴明裁判長)で7日、札医大が遺骨を返還することで和解が成立した。

 訴状によると、遺骨は昭和54年、北海道十勝地方の浦幌町で工事中に出土し、町から札医大に移管された。協会が平成29年に返還を求めたが、札医大は「アイヌ遺骨かどうか判断ができない」と拒否していた。

 原告側代理人によると、原告側は「発掘時の状況などからアイヌ遺骨の可能性が高い」とする歴史学者の意見書を提出。町が協会への返還を求め、札医大側が受け入れた。

 浦幌アイヌ協会の差間正樹会長(68)は和解後に記者会見し「先祖の遺骨を地元に迎えることができ、私たちの手で慰霊できる」と喜びを語った。

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